環境にやさしいペットボトル再生衣類

ペットボトル再生衣類について

衣類製造の問題点・環境へ負荷

再利用衣類が作られる理由はひとえに、衣服を作る際に環境に与える影響の大きさにあります。
衣服は原材料の生産や調達、製造から最終的な廃棄に至るまで、あらゆる段階において私たちが漠然と考えているよりもずっと環境に負荷を与えてしまっているのです。
例としては、大規模プランテーションによる森林伐採、染料や排水による水質悪化、大量廃棄による土壌汚染など、枚挙にいとまがありません。
特に石油から生成される化学繊維を用いた衣服は生産と廃棄両面において環境負荷が大きいのですが、安価で生産も容易であるため大量に生産されているのが現状です。
こういった環境への負荷は大量生産大量消費によるものが大きく、先進国で消費されるもののために途上国の環境が破壊されるという非対称性も問題になっています。

生産国と消費国のギャップ

衣類製造の問題点は環境の負荷だけに止まりません。
原材料の生産から衣服の販売に至るまでの各段階でギャップがあることも問題視されています。
ギャップが生じることの最大の問題は、私たち消費者にとって何が問題であることが判らなくなるという点にあります。
例えば、私たちが着ている衣服の原料となる綿や絹の生産や生地の製造の多くは途上国で行われていますが、それらがどのような工程で作られているのかを私たち自身ほとんど知ることができません。
衣服は様々な素材を組み合わせて製造されており、特に海外における生産過程では、数多くの工場や企業によって分業されているため実状や全容が不透明な状態となっています。
つまり、どれだけ環境汚染や劣悪な労働環境の上で製品が作られたとしても関知することすらできず、ダーティな製品を知らずに消費してしまっていることも十分に有り得るのです。